天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-14から1日間の記事一覧

山河生動 (10/13)

雪山を灼く月光に馬睡る 『童眸』 雪山を灼く・月光に・馬睡る という七五五の構造だが、意味上は、雪山を灼く月光に・ 馬睡る である。途中に軽い切れがある。 夏すでに海恍惚として不安 『童眸』 初句で切れるのか、二句目できれるのか?「すでに」はどこ…