天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-15から1日間の記事一覧

山河生動 (11/13)

秋空の一族よびて陽が帰る 『麓の人』 句中に切れはあるか? また、何の一族なのか? 句中に切れが入るとすれば、二句の 終りしかなさそう。句の主語は太陽であるから、秋空に散っている太陽の一族を、太陽が 呼び寄せて西の地平に沈んでいく、という情景な…