天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-26から1日間の記事一覧

道づくし(5/11)

次は、折口信夫に代表されるフォークロア(民俗学)の観点からの道の歌。 歌集『海やまのあひだ』から引こう。明治三十七年頃より大正十四年(十七歳から三十八歳)までの作品で、 歌集あとがきには、「其間に俄かに、一筋の白道が、水火の二河の真中に、通…