天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-01から1日間の記事一覧

道づくし(8/11)

また、十年を区切る齢を重ねるときに、〜路という言い方がある。三十路(みそぢ)、四十路(よそぢ) など。藤原定家がよく使った。 むかひ行く六十ぢの坂の近ければあはれも雪も身に積りつつ 藤原定家 かにかくに悲しみ白し三十路をば越えて早くも老いにけらし…