また、十年を区切る齢を重ねるときに、〜路という言い方がある。三十路(みそぢ)、四十路(よそぢ) など。藤原定家がよく使った。 むかひ行く六十ぢの坂の近ければあはれも雪も身に積りつつ 藤原定家 かにかくに悲しみ白し三十路をば越えて早くも老いにけらし…
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