次に塚本邦雄の場合。負の諸概念を短歌に詠むことで現代前衛短歌を先導した彼は、道の取り入れ方も独特である。 踐(ふ)みゆかむこの道はただひとすぢに遠つみ祖とこころ通へる 『初學歴然』 抜道の間道、縞の間道と分きがたし喜多耳鼻科夕映 『献身』 迷路ゆ…
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