天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-04から1日間の記事一覧

道づくし(11/11)

定家の歌論では、有心体以上に歌の本来の意味にそった体はない、優れた歌はそこに深い心が宿っているもの、優しく趣のあるように詠むべきである、と主張する。 対する塚本の歌論では、短歌という詩型はプラスの詩型ではない、前世紀の遺物である、それを現代…