天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-13から1日間の記事一覧

甲斐の谺(7/13)

(4)擬人法 活喩法とも言う。人でないものを人に見立てて表現する修辞法。親しみのあるいきいきした感触が生まれる。山岳に囲まれた甲斐の田野に豪農として生涯を送った蛇笏・龍太父子にとって、人間も自然の一部と捉える立場から、擬人法は必須とも言える…