天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-16から1日間の記事一覧

甲斐の谺(10/13)

季語の詠み方と響き合い (1)季重なりについて 甲斐の自然に浸って生活する蛇笏・龍太父子にとって、季語は一句に一つのみという俳句の制約は、極めて不自然な事態であった。人が細かく定義したさまざまの季語は、自然の生活に溢れかえっているからである…