天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-17から1日間の記事一覧

甲斐の谺(11/13)

(2)同一季語の句の響き合い 蛇笏・龍太父子の同じ季語を含んだ俳句を対比させて、響き合いを楽しんでみよう。予め断っておくが、龍太の句が、先行する蛇笏の句を意識して作られたかどうかは不明であり、組合せは筆者が恣意的に行ったということ。連句には…