天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-04-22から1日間の記事一覧

死を詠む(11)

なんにしてもあなたを置いて死ぬわけにいかないと言う 塵取りを持ちて 永田和宏 ポケットに手を引き入れて歩みいつ嫌なのだ君が先に死ぬなど 永田和宏 朝と夜をわれら違えてあまつさえ死の前日に死は知らさるる 永田和宏 君が死の朝明けて来ぬああわれは君が…