天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-04-29から1日間の記事一覧

死を詠む(17)

かくばかり心たひらに毒をのみ人死にゆけば安からぬかも 橋本徳寿 わが命あるひは旅に死なめども今宵見る月は吉備の海の上に 橋本徳寿 さるすべり今年花さく晩夏なり死をあなどりてどこまでゆけるか 岡部桂一郎 「かなかな かな」死はなつかしき声で鳴く 近…