天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-02から1日間の記事一覧

死を詠む(19)

死は我の一生(ひとよ)の伴侶 ラッセ、ラッセ、ラッセ、ラッセと 跳人(はねと)踊る影 高野公彦 待つてゐる死の影あらむその影のかれから行かばこれから行かむ 高野公彦 死にたれば次の小鳥をすぐに飼ふこの世の秋のただに明るき 大橋智恵子 死なずともよくな…