天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-04から1日間の記事一覧

死を詠む(21)

死を宿し病むとも若さ大雪の朝の光を友は告げくる 春日井 建 死などなにほどのこともなし新秋の正装をして夕餐につく 春日井 建 愛は死と同心円とぞしかすがに日光月光ひとしくそそぐ 春日井 建 おそらくは死も安らけき闇ならむ ただ横臥(よこた)はり 一日(…