天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-16から1日間の記事一覧

松の根っこ(6/15)

枯野 三鬼は枯野の風景に大変惹かれたようであり、また彼の風貌が枯野によく似合う。「枯」が入っている句は『西東三鬼全句集』二七三五句中、二パーセント強あり、特に戦後数年間の作品に目立つ。 枯野の縁に熱きうどんを吹き啜る 枯野の縁、が奇妙・絶妙な…