天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-17から1日間の記事一覧

松の根っこ(7/15)

赤と黒 俳句は季語がなくても、色で情感を出せることを立証しようとしているかの取組み様である。 雲黒し土くれつかみ鳴く雲雀 何よりも土くれをつかむ、という表現が優れており、黒雲を配することで、雲雀の必死なイメージを喚起させる。 黒人の掌(て)の桃…