寒と雷 寒は死を、雷は生命を連想させる。 寝がへれば骨の音する夜寒かな 骨の音する夜寒、に凄みがでた。俳句を始めた昭和八年、三十三歳、『走馬燈』に入選した二句のうちのひとつ。 寒明けぬ牲(にえ)の若者焼く煙 昭和二十七年、『天狼』三月号に掲載され…
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