天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-29から1日間の記事一覧

湖のうた(2)

下弦の月おぼろに霞む湖見つつ透ける白魚生きながら食ふ 春日井 廣 目くるめく光と熱気たちこむる湖(うみ)にして幾千のフラミンゴの声 葛原 繁 みづうみに浮く氷塊が目の前にわれて新しき断面の青 佐藤志満 西日さす湖(うみ)の面(おもて)のしらむまで吹雪は…