天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-05-30から1日間の記事一覧

湖のうた(3)

ものの音絶えたる闇ぞ氷(ひ)の湖(うみ)のひしひしといま身を 緊むる闇 武川忠一 轟然と湖(うみ)の氷の亀裂する地鳴りになにをよろえるわれぞ 武川忠一 くだけつつ岸辺に湖(うみ)の薄氷のきらめき蒼し朝光(かげ)の中 武川忠一 さらさらと澄みたる音に鳴り寄り…