満月の夜には甘き水となる湖をめぐりて走る列車は 長野華子 真つ直ぐに湖(うみ)へと下る梅林の道幅だけの春の湖見ゆ 上田喜朗 藍寝かす藍壺のごとくひそかなれ島影もなき冬のみづうみ 小山田信子 みづからの水に倦みたる湖が水を捨てむと立ち上がりたり 西村…
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