天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-06-13から1日間の記事一覧

犬を詠う(7/12)

しっぽにはしっぽの思想ありぬべし寝ている犬の尻尾が動く 沖ななも 黒犬に噛まるるわれの泣き笑い利鎌のような月が見ている 竹脇敬一郎 巨きなる睾丸は垂れハスキー犬楚楚たる少女にしたがひ往くも 島田修三 言ひ分のある面つきと見てをればこれの柴犬なみ…