天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-06-22から1日間の記事一覧

富士のうた(3/5)

不士のねのふもとをいでて行く雲は足柄山の峰に かかれり 賀茂真淵 するがなる富士の高嶺はいかづちの音する雲の上に こそ見れ 賀茂真淵 心あてに見ししら雲は麓にておもはぬ空にはるる富士 のね 村田春海 一すぢの糸の白雪富士の嶺に残るが哀し水無月の天(…