天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-07-01から1日間の記事一覧

滝のうた(3/6)

吉野山滝のながれに花ちればゐせきにかかる浪ぞ立ちそふ 伊達政宗 春風に岩波高き音ばかりかすみ残せる峯の滝つせ 塙 保己一 あしたづの翅のうへに玉しきて神やますらむ滝のみなかみ 加納諸平 滝つぼのよどみ藍(あゐ)なす中つ瀬の黒岩のうへに立てば 涼しも …