天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-07-03から1日間の記事一覧

滝のうた(5/6)

滝音はさわがしからず自らのいのちを垂るる如く落ちくる 宮岡 昇 やはらかく体ひろげて落つる滝一断崖を白く覆へり 高野公彦 しんしんと体のなかの風ぐるま回りて我は滝に近づく 高野公彦 ちりちりと岩を這うありとびはねてしぶきとなるあり滝の おもては 沖…