天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-07-22から1日間の記事一覧

幻想の父(12/12)

■第三者として世の父、概念としての父も詠んだ。現代短歌の題材として聖書を重視したので、イエスの家族の歌もある。 瀝青(れきせい)は遅遅とかわきてゆふつかたきみねがはざれど イエスの父 『青き菊の主題』「きみ」とは大工・ヨセフのこと。わが子がイエ…