天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-07-30から1日間の記事一覧

現代歌枕の発掘(4/8)

続く世代として塚本邦雄から多くを学び、短歌に知の詩情という革新をもたらした小池光は、他の歌人以上に文字・言葉への関心が強い。以下、一々のコメントは省略する。 「讒(ざん)」の字の二十四掻画を数へつつ白紙のうへに 書くことのなし 『草の庭』 少…