天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-08-08から1日間の記事一覧

墓を詠む(2/8)

人の身は消えゆくならひ墓石にこもれるこころ我感(し)らむとす 鹿児島寿蔵 萩寺の萩おもしろし露の身のおくつきどころ此処と定めむ 落合直文 我が墓を訪ひ来む人は誰れ誰れと寝られぬままに数へつるかな 落合直文 我さへや遂に来ざらむ年月のいやさかりゆく…