天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-09-20から1日間の記事一覧

目を詠う(2/6)

大空を眺めてぞ暮す吹く風の音はすれども目にし見えねば 拾遺集・凡河内躬恒 あめの下芽ぐむ草木の目もはるにかぎりもしらぬ御代の末末 新古今集・式子内親王 夜な夜なは眼のみさめつつ思ひやる心や行きておどろかすらむ 後拾遺集・道命 夜の灯のともり出で…