天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-09-21から1日間の記事一覧

目を詠う(3/6)

みほとけ の うつらまなこ に いにしへ の やまとくにばら かすみて ある らし 会津八一 海底(うなぞこ)に眼のなき魚(うを)の棲むといふ眼の無き魚の 恋しかりけり 若山牧水 眼も鼻も潰(つひ)え失せたる身の果にしみつきて鳴くはなにの虫ぞも 明石海人 をさ…