天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-10-30から1日間の記事一覧

病を詠む(10/12)

わが病むを知らざる人らわが心の広場に遊ぶ楽しきさまや 高安国世 病み臥して高層の窓より眺むれば何の裏側かこの秋天は 栗木京子 病めるゆゑ見むと思ひて歩みゐぬ長江に光 無限のきらら 石川一成 病みながら大き屁ひりてかしこきろ六十七歳を迎へたりけり …