天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-05から1日間の記事一覧

自然への挽歌(2/9)

題詠からの脱却 題詠の歴史的経緯については、佐佐木幸綱の評論がよくまとまっているので、以下に抜粋して紹介しよう。 「題詠」が、短歌史の全体をおおうほどに重視された第一の理由は、「題」を通して「古」にそまり「新」を見る装置であったからなのであ…