天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-15から1日間の記事一覧

色を詠む(2/4)

秋吹くはいかなる色の風なれば身にしむばかりあはれなるらむ 和泉式部 知られじとそこら霞の隔てしに尋ねて花の色は見てしを 和泉式部 梅の花香はことごとに匂はねどうすく濃くこそ色は咲きけれ 後拾遺集・清原元輔 あさみどりみだれてなびく青柳のいろにぞ…