天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-20から1日間の記事一覧

匂い・匂うの歌(3/8)

こち吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな 拾遺集・菅原道真 行くみづの岸ににほへる女郎花しのびに浪や思ひかくらむ 拾遺集・源 重之 かばかりのにほひなりとも梅の花しづが垣根を思ひわするな 後拾遺集・弁乳母 植ゑおきし人なきやどの桜花…