天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-29から1日間の記事一覧

神を詠む(3/9)

竜田姫たむくる神のあればこそ秋の木の葉のぬさと散るらめ 古今集・兼覧王 かすが野に若葉つみつつ万代をいはふ心は神ぞしるらむ 古今集・素性 千早ぶる神のきりけむつくからに千年の坂も越えぬべらなり 古今集・遍昭 神垣のみむろの山の榊葉はかみのみ前に…