天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-06から1日間の記事一覧

神を詠む(9/9)

神杉の直ぐなる幹に晩秋の海より反る光があそぶ 八重嶋勲 せせらぎは水の合唱か森林をいま神渡り木も紅葉せり 阿部洋子 ちちははの声を聴かんと神(み)渡(わた)りの亀裂するどき氷湖に来たり 田村三好 遣りがたきかなしみ持たば聞きに来よ日向の国の大鳴(おほ…