天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-23から1日間の記事一覧

涙のうた(8/11)

袖のうへに人の涙のこぼるるはわがなくよりも悲しかりけり 香川景樹 かの人の目より落ちなばいつはりの涙も我れは嬉しと思はむ 落合直文 野に生ふる、草にも物を、言はせばや。涙もあらむ、歌もあるらむ。 与謝野鉄幹 ふるさとを恋ふるそれよりややあつき涙…