天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-26から1日間の記事一覧

涙のうた(11/11)

怯懦とも悔いつつ吾の日々あれば或る宵やさし涙ぐむまで 扇畑忠雄 この椅子に涙ぐみつつゐしことも老いてののちにわれは思はな 上田三四二 ほほゑみ多き少女なりしがただ一度かすかなる涙見しことありき 吉田正俊 かかる世に涙を持ちて生れしがわが過失(あや…