天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-29から1日間の記事一覧

冬を詠む(3/9)

おき明かす秋のわかれの袖のつゆ霜こそむすべ冬や来ぬらむ 新古今集・藤原俊成 冬深くなりにけらしな難波江の青葉まじらぬ蘆のむらだち 新古今集・藤原成通 うちはへて冬はさばかりながき夜になほ残りける有明の月 新勅撰集・二条院讃岐 窓の外(と)に白き八…