厨辺にぽとりぽとりと水おちてうつぶせのごとく冬に入るなり 小高 賢 山はいま冬に入らむひそけさに残るもみぢの黄に澄み匂ふ 高橋誠一 わが去らば冬は到らむ高原のすすきの穂より生れいづる霧 篠 弘 渺茫というほかはなき深みどりもうまもなくの冬を湛えて …
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