冬の砂掌をこぼるるに伝ひくるこの限りなき時のやさしさ 尾崎左永子 戦友のやうに携へ来し夫と冬の渚に照らされてゐる 尾崎左永子 陽光が地上に割れる音のしてこの冬いちばんの寒い日となる 菊池良子 もうだいぶ水面から沈んできたやうなみぢんこの思ひして…
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