第二には、主語の扱い方である。動作の主語を隠すことによる謎かけ。作者以外の主語を明確にせず、その動作だけを述べることで読者を立ち止まらせる。以下は歌集『時のめぐりに』から。 あち等こち等に突きあたりつつ入りきては納簾のひもの鈴をゆすれり 葉…
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