天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-22から1日間の記事一覧

知の詩情(17/21)

三番目にあげたいのは、二重に言い直すことで考えさせる方法。 しゆわしゆわと熊蝉ひとつ鳴きはじめ雷(らい)雨(う)の雨(あめ)はここにをはるも 秋の日ざしからだに浴びてかなへびが御影石の石に刹那をゐたる 情緒的言(げん)に言ふときにおのづからやぶれてゐ…