天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-23から1日間の記事一覧

知の詩情(18/21)

次に、いくつかの局面で小池の特徴がよく現れている歌をみていこう。先ずは、ユーモアに批評が加わるウィットの例。 「ヒューマニズム」を無二の理想にかかげつつ五十余年の果てに「むかつく」 『静物』 「太初(はじめ)にことばありき」あんめれ鉄砲水と水鉄…