天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-31から1日間の記事一覧

和歌の鳥(5/9)

以降の4回にわたっては、三歌集(万葉、古今、新古今)で、新古今和歌集だけに詠まれた固有の鳥の歌をとりあげる。先ずは、鶉(うずら)から。新古今集には、以下の四首がある。 鶉は、キジ科の鳥。草原にすみ、地上を歩き回る。古くは鳴き声を楽しむために…