天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-02-15から1日間の記事一覧

短歌と「あはれ」(11/13)

■小池 光の場合 小池 光も、斎藤茂吉をよく読み込んで様々な面から短歌作品を鑑賞している。著書の『茂吉を読む』(五柳書院)が一例である。この書で取り上げた茂吉の「あはれ」歌は、次のようなもので、9首ある。*印のところに小池のコメントや茂吉の自注…