天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-02-26から1日間の記事一覧

芭蕉開眼の前後(5/5)

芭蕉開眼の時期 芭蕉の開眼については、長谷川櫂『古池に蛙は飛びこんだか』 (中公文庫)から、以下に引用しよう。 「 古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉ある春の日、芭蕉は蛙が水に飛び込む音を聞いて古池を思い浮かべた。すなわち、古池の句の「蛙飛びこむ水の音…