天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-05から1日間の記事一覧

蕪村の画賛句(5/11)

雪月花つゐに三世のちぎりかな 安永元年(57歳)―六年(62歳)か、自画賛 雪月花は白楽天「雪月花ノ時最モ君ヲ懐フ」に拠る。三世のちぎりは、過去・現在・未来にわたる主従の深いつながりのことで、謡曲『橋・弁慶』「これ又三世の奇縁の始め、今より後は主…