天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-07から1日間の記事一覧

蕪村の画賛句(7/11)

[右の句] にしきぎの 門(かど)をめぐりて おどり哉 安永六年(62歳)[左の句] 四五人に 月落ちかかる 踊かな 明和五年(53歳)か。 「英一蝶が画に賛望れて」つまり、英一蝶の画に賛を請われて蕪村が句をつくった、という。 「にしきぎの」句は、謡曲『…