天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-10から1日間の記事一覧

蕪村の画賛句(10/11)

いかだしの蓑やあらしの花ころも 安永九年(65歳)か、自画賛 詞書に「雨日嵐山にあそぶ」、自賛の前書に「嵐山の花にまかりけるに 俄に風雨しけれは」とあり、また落款に「酔蕪村三本樹井筒屋楼上おいて写」とあるらしい。 句は、保津川を下ってくる筏士の…