天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-15から1日間の記事一覧

一茶俳句と古典(1/3)

■一茶俳句には、芭蕉や蕪村の句に多く見られる古典(日本の古典や漢籍)を踏まえた作品もある。芭蕉の『奥の細道』や『幻住庵記』を踏まえた句も多く見受けられる。 象潟もけふは恨まず花の春 *『奥の細道』「松島は笑ふがごとく、象潟はうらむがごとし」を…