天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-03から1日間の記事一覧

俳句を詞書とする短歌(3/9)

以下では、意図的に組み合わされたと思われる俳句と短歌の一連を持つ歌集からいくつか例をとりあげて鑑賞を試みる。どのような交響があるのか、ギャップが大きく難解な場合も多い。歌集『神の仕事場』(1994年刊)「死者たちのために」一連から。 来し方や東…